赤ちゃん連れの旅行は、何かと大変です。赤ちゃんが突然泣きだしたらどうしようという不安や、授乳室はあるんだろうかという疑問もあるでしょう。京都は、日本有数の観光地で赤ちゃん連れで家族旅行に行きたいと考えている人も多いでしょう。
そこで、赤ちゃん連れで京都旅行を考えている人におすすめの観光場所や遊び場を紹介します。
京都駅からすぐの梅小路公園横にある京都水族館は、イルカスタジアムでのイルカショーが人気です。京都水族館のイルカショーは、人間のパフォーマンスとイルカのパフォーマンスを組み合わせた劇場型イルカショーです。
音楽に合わせての楽しいパフォーマンスは赤ちゃんから十分に楽しめますよ。前の方の席は、水に濡れてしまうことがあるので、赤ちゃん連れの場合は後ろの方の席がおすすめです。館内は、ベビーカーでの移動に配慮されたバリアフリーで、授乳室は館内に三か所もあります。
館内にはカフェもありますが、お弁当の持ち込みが可能なので、離乳食の赤ちゃんも安心ですね。イルカショーや京都の自然を再現したエリアでのんびりと食事をとることができますよ。展示は、京都の海や川の生き物を中心に様々な海の生き物を見ることができます。
特に、クラゲのコーナーや大水槽の前は赤ちゃん連れでにぎわっています。
旅行で心配なことの一つに天気が悪かった時の場合がありますよね。特に赤ちゃん連れだと天気が悪いと目的地を変更せざるを得ないこともあります。その点、こどもみらい館は室内の遊び場なので、天気を気にせず遊ぶことができます。
館内一階にあるこども元気ランドは、0歳から小学校入学までの子供限定の遊び場です。滑り台などの遊具もありますが、赤ちゃん向けのおもちゃも充実しています。おもちゃの多くが木製で木のぬくもりが感じられるもので、遊んでいる子供を見守りながらゆっくりと過ごすことができます。
館内にはたくさんのボランティアさんがいて、子育てについて相談にのってくれたり、音楽紙芝居を読んでくれたりします。三階には、こども図書館があります。絵本もたくさんあり、職員さんが読み聞かせをしてくれている時もあります。
同じくらいの月齢の赤ちゃんがたくさん集まっているので、親同士の交流も楽しいですよ。思いがけず京都の穴場スポットを教えてもらえるかもしれませんね。
京都御苑は、京都市の中心部にある緑豊かな一角です。江戸時代には、公家や宮家が立ち並ぶ一つの町でした。現在は公園として整備されており、御所とともに地元の人にも愛される観光名所になっています。御苑内はたくさんの自然で囲まれており、外から見るとまるで森のようです。
街中のオアシスともいえる京都御苑ですが、実は赤ちゃん連れでも楽しむことができます。御苑内には、児童公園があり春には花見を秋には紅葉狩りを楽しむ親子連れがたくさんいます。児童公園にある休憩所では赤ちゃんを寝かせることもできますよ。
赤ちゃん連れにとって公園はトイレの確保が難しいというイメージがありますが、京都御苑のトイレはとてもきれいですよ。おむつ替えのためのベビーシートもあるので安心ですね。
嵯峨野トロッコ列車は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで保津川沿いを走る観光列車です。トロッコ列車自体がカラーリングやデザインがとてもかわいくて大人も乗るのが楽しくなる外観です。自転車より少し速いくらいのスピードで走るので、小さな赤ちゃんでも怖がる心配が少ないでしょう。
乗車時間は約30分です。その間、車窓から見える景色はまさに絶景です。四季折々の自然を存分に満喫することができますよ。トロッコ嵯峨駅には、おもてなしの心が様々なところで現れています。駅内にある、ジオラマ京都JAPANでは、日本最大級の鉄道ジオラマを見ることができます。
列車が大好きな赤ちゃんにはたまらないスポットです。ベビーシートのあるトイレもあるので、列車に乗る前にオムツ交換を済ませることもできますよ。
京都鉄道博物館は、日本最大級の鉄道博物館です。館内には巨大なプラレールの展示があり、子供も大人も大興奮間違いなしですよ。広い館内には、懐かしの鉄道が所狭しと並べられています。実際に中を見学することができる模型もあり、記念写真の撮影にもばっちりです。
運転士の仕事を体験できる運転シミュレーションは小さな赤ちゃんにはまだ難しいかもしれませんが、大人が体験するのも楽しそうです。本物のSLに牽引してもらえるSLスチーム号の乗車はここでしかできないとても貴重な経験になりますよ。
小さな子供のみが利用できるキッズパークもあり、疲れた時は休憩をするのにぴったりですよ。授乳室も館内に四か所設置されています。ベビーカーの貸し出しもあるため、旅行にベビーカーを持ってきていない場合も安心ですね。
京都市動物園では、動物の生態をそのまま見られるような展示の工夫がされています。キリンやシマウマなど自然に近い状態の迫力のある姿を観察することができます。特に小さな子供に人気なのが小動物とのふれあいコーナーです。
羊やヤギなどの動物とすぐ近くで触れ合うことができます。また、少し大きな赤ちゃんになると、モルモットやウサギを抱っこできるコーナーもおすすめです。園内には、小さな観覧車もあります。観覧車からは、動物園内が一望できます。
高いところが好きな赤ちゃんは喜んでくれる可能性が高いですよ。園内は飲食物の持ち込みも可能ですが、レストランもあります。レストランでは、動物たちのようすを眺めながら食事をとることができます。動物園の近くには、平安神宮など有名な観光地もあります。
動物園の行き帰りの途中にちょっと立ち寄ることもできますよ。
東映太秦映画村は、忍者に変身出来たり様々なアトラクションを楽しめたりできる体験型のテーマパークです。道が広くベビーカーでの移動も楽です。ベビーカーを持っていない人にも貸し出しがあるのが嬉しいですね。授乳室には、ミルク用の温水も準備されています。
ミルクの赤ちゃんにも安心な設備が整っていますよ。男の子向け、女の子向けそれぞれのヒーローアトラクションも充実しており、大人も楽しめるショーが盛りだくさんです。江戸時代の風景を忠実に再現した村内は、まだ寝ているだけの赤ちゃんにも様々な刺激を与えてくれるでしょう。